お赤飯の赤い色は?
Q.お赤飯の赤い色は、あずき(ささげ)の色なの?
 
A.あずき(ささげ)を煮ると、煮汁が赤く色づき、その煮汁をもち米に吸収させて蒸すので、お米があずき色に染まります。

  この煮汁の中には、ポリフェノールなどあずきが持つ体に嬉しい成分が溶け込んでいます。
 煮汁をもち米にしっかりと吸収させるお赤飯は、あずき(ささげ)の栄養分をあますところなく摂ることできる食べ方といえるのです。


 お赤飯の昔ながらの作り方(4人分)

 

(材 料)もち米3カップ、あずき(ささげ)1/2カップ
(作り方)
1.あずきはよく洗い、3~4倍の水を加えて沸騰したら、2~3分静かに煮立てゆでこぼす。
2.5~6倍の水を加えて沸騰したら、弱火で15~20分煮る。
3.ゆでたあずきと煮汁に分けます。あずきは乾燥しないように、鍋蓋かラップをしておく。
4.研いで水切りしたもち米を、あずきの煮汁に約3時間浸ける。
5.もち米をザルに上げ、あずきと混ぜ合わせます。残った煮汁に塩を少々加える。
6.あずきと混ぜ合わせたもち米を、せいろまたは蒸し器で15~20分蒸す。
7.煮汁を打ち水としてかけ、へらで底の方からさっくりと混ぜる。
8.さらに15~20分蒸せば完成。