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創刊スペシャルインタビュー オリンピックと人生に金メダルをもたらしたごはんを中心とした食生活 高橋尚子さん

シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストで、
現在、スポーツキャスターなどで活躍している高橋尚子さんに、
ごはんや食生活にまつわる思い出、マラソンと食事の関係などをお伺いした。

レース戦闘モードのスイッチと母お手製「おかかのおにぎり」の関係

高橋尚子写真

高橋尚子さんは、「ごはん好き」として知られている。自らも「最後の晩餐で、なにか一つ好きなものを食べていいといわれたら、白いごはんと答えます」と語っている。そのルーツとなっているのが、実家・高橋家の食卓にあることは間違いがない。

――小さい頃から、実家はパン食ではなく、ごはん食。食卓には、朝も晩も白いごはんと味噌汁が必ず並び、それにおかずというのが定番でした。「母の味」ということであれば、思い出すのが筑前煮と甘い玉子焼き。筑前煮は、今も実家に帰った時、お重で出てくる料理です。鶏肉と野菜がバランスよく入っていて、食べた瞬間、「あーあ、この味だ!」と子どもの頃を思い出します。私が作る筑前煮とは違う、母の味ですね。

そしてどうしても高橋さんが忘れられない子ども時代のごはんの思い出に「おかかのおにぎり」があるという。

高橋尚子写真
ごはんを食べて元気いっぱいだった高橋さん

――遠足や運動会などにも、母がおにぎりを握ってくれましたが、それ以上に思い出深いのが、中学の時から出場した陸上の大会でお昼に食べたお弁当のおにぎりです。おにぎりの具は、私が大好きだった「おかか」。

朝に予選があり、午後に決勝というスケジュール。何時間前に食べたらいいか、タイミングを計って食べていたので、おにぎりを手にすると、無性に緊張し、「集中しなくてはいけない」と自分にいい聞かせていました。

そしてそれを食べると、私が出場していた800mのレースの戦闘モードにスイッチが入ったものです。今でも、ときどき「おかかのおにぎり」に出合うと、当時を懐かしく思い出してしまいますね。

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