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今年も美味いぞ!新米2016

インスタ映えしなくても、新米にはシンプルなおかずが似合う。

ごはんにあうおかず

――今回、ごはんのおともとして漬物、鮭フレーク、明太子、カレー、生卵、佃煮を用意しましたが、新米には、何が合うと思いますか?

山口 特に新米の甘みと相性がいいのが、明太子。食べ始めたら止まらなくなりました。同じように、梅干しなども合うと思います。

座談会風景山下 鮭や明太子の塩気と、新米は相性がいいですね。漬物の酸味とも合うし……。

鵜飼 まさに定番ですよね、鮭と明太子は。鮭フレークは昔から大好きで、ごはんが本当に"進くん〟です。あと玉子かけごはんに、残った明太子をのせて一緒に食べてみましたが、そのプチ贅沢さがちょっと気に入りました。といっても、やはり私的には、白菜の漬物でごはんを巻いて食べるのがピカイチですが……。ごはんを楽しむ究極は、挟みです。

座談会風景神田 箸でしかできない、日本を代表する食文化かな!?(笑)。白菜は葉っぱ部分と、芯に近い部分で好みが分かれるけど……。

鵜飼 私は、断然葉っぱ派です。

座談会風景丸山 一緒に、口に入れて食べるのがいいですね。漬物、鮭フレークも、ごはんに乗せていただく。どれも、おかずが少量でもごはんが進みます。それを考えると、今の子どもの給食で気になるのが、おかずとごはんを一緒に口に入れるようなメニューが少なくなっていること。おかずはおかず、ごはんはごはんで食べるようなメニューが多いですよね。

座談会風景神田 そういえばそうかも。三角食べの指導なども行なわれなくなったようだし。

――宗像伸子先生や伊達友美先生も、健康面、美ボディ作りの面でも、和食の基本である三角食べや口内調味を推奨しています。(「和食の素晴らしさと基本のマナー」(2017年9月号)、「伊達流美ボディルールブック」参照)。ぜひ、子どもたちにはその伝統的な食べ方を伝えてもらいたいですね。

座談会風景丸山 本当に食べ方って大事かも。たまに子どもを連れて回転寿司に行きますが、以前は1~2皿食べるのがやっとだったのが、ごはんの美味しさを知り、ひと口で食べるようになってからは、5皿いけるようになりましたから。子どもも知らず知らずのうちに、おかずとごはんを一緒に食べる口内調味を身につけていったのだと思います。そういう意味では、昨年の食べ比べで出会ったつや姫のおかげですね。

座談会風景神田 美味しいごはんと愛情を込めたおかずを食卓に並べれば、子どもたちは自ずと食べ方を覚えていくものかもしれません。

山下 私自身は和食が好きなのですが、煮物にしても何にしても味が濃くなってしまいます。そのため、洋食のメニューを作りがち。簡単ですしね。両親が味付けは濃いのが当たり前の山梨県出身で、その料理で育った影響かもしれません。

座談会風景神田 でも、味の濃い料理は、男子はぜったい喜ぶので、気にせず作るべきじゃないかな。うちなんて、いつも食卓は茶色一色。神田家は"茶色推し〟です(笑)。それに、うちの料理には確たるレシピ名がないんです。子どもたちに「今日のおかずは?」と聞かれても、「〇〇と〇〇の煮物」とか「〇〇と×△を巻いたもの」とか……、材料と作り方をそのまま表現したようなものばかり。

丸山 神田家の料理って、聞いているだけで美味しそう。私としては、インスタ向けの色とりどりの料理より、味勝負の料理を知りたいかも。料理レシピを見ながら……は作れますが、アレンジができないんです。何度か挑戦したけど、パパ曰く「メチャ不味かった」と(笑)。

山下 神田家を見習い、味が濃い和食も積極的に作るようにします。

丸山 名もない料理こそ、美味しいのかもしれません。神田さん、今度、作り方を教えてくださいね。

炊き方一つで、お米の味が変わることを実感!

――今回の新米の食べ比べを通して、「日常のごはん生活をこう変えてみたい」「食習慣を変えたい」など、ご自身で気付いた点はありましたか?

座談会風景山下 あらためてお米の魅力を知ることができました。ふだん、炊いたごはんの味や見た目の違いなどを比べる機会はないので、参考になりました。

鵜飼 ごはんを食べるときに、舌の上でころがしたり、つぶしたりして、甘みや粘りを感じることができました。これまで、そこまで気にせずに食べていたけど、それがごはんの美味しさにつながることを実感。また、つやとかの見た目もごはんを楽しむ要素の一つであることを知ったので、おかずだけでなく、ごはんを美味しく盛ってみたいと思いました。まあ、主人は見た目より、量を望むかもしれませんが……(笑)。

座談会風景山口 私も粒や大きさ、ツヤツヤ感、見た目の美味しさも大事だと思いました。ごはんをさらに美味しくしたいので、炊飯器だけでなく土鍋も買い替えようかな。そして、もっとお米の種類を試してみたいですね。

丸山 私は昨年以上に、お米に対する興味が広がりました。炊飯器で炊くだけでなく、釜炊きや土鍋炊きなどにもチャレンジしたいと思います。

神田 炊いたごはんが白くてピカピカだと、それだけで「ワーッ!」とテンションが上がりますね。

鵜飼 そうですね。私もごはんだけで食べてみたいと感じたのは、正直、今日が初めてかも……。

山口 あとは炊き方ですかね。鳥取に旅行したとき、現地で食べたごはんが美味しかったので、炊き方のコツを聞いたんですが、「鳥取のミネラルウオーターで炊いてください」といわれました。水一つで、お米の味が変わるんですね。

――鳥取の大山は「水の郷」といわれるほど、美味しい水があります。その水で育ったお米を、その水で炊く――きっと美味しいと思います。お米を炊くには水が大事です。最初に浸す水と、最後の炊き上げに使う水には、ミネラルウオーターなどを使うとごはんがワンランクアップします(「彩々炊飯術」を参照」)。

神田 洗い方を変えるだけでも、美味しさがアップしますし……。

鵜飼 炊けたら、炊飯器のフタはすぐ開けるのも、コツの一つですね。

丸山 炊ける1分前にフタを開けることを昨年教えてもらい、実践しています。

神田 すごーい、昨年より確実にごはん派に成長していますね。

――今でも、ごはんは日本人の主食です。自分や家族の舌に合ったお米を選び、美味しい炊き立てごはんを中心に家族で食卓を囲むことが、家族の絆を深めることにつながると思っています。そのためにも、『ごはん彩々』はこれからも、お米やごはんに関するいろいろな情報を発信していきますので、期待してください。本日はどうもありがとうございました。

全員で記念撮影
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おまけ

いちほまれと雪若丸 食べ比べに使用した4種類の銘柄米とは別に、今年プレデビューし、来年本格的に市場に打って出る話題の福井県産いちほまれと、山形県産雪若丸という2種類の新米を食べていただきました。

 いちほまれは「コシヒカリを生んだ福井県がコシヒカリを超える米を!」を目指したもの。また雪若丸は、つや姫の弟分で、見事な炊き映えが特徴的です。食べ比べ参加者からも、甲乙つけがたいと好評。

 来年は、このほかにも富山県の富富富、宮城県の伊達正夢など、新銘柄の市場への本格参入が目白押し。我が家の食卓に合うお米を選ぶにも、頭を悩ましそうな予感が……!

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