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Q62 「桃の節句」は知っていましたが、「菊の節句」もあるんですね?

Q.「桃の節句」は知っていましたが、「菊の節句」もあるんですね?
A.「菊の節句」は、本来「重陽(ちょうよう)の節句」といわれるもので、端午の節句などと同様に五節句の一つとされ、旧暦の9月9日がそれにあたります。古代中国では奇数は陽数と呼ばれ、縁起の良い数字として扱われてきました。なかでも9は陽の極致(最大奇数)として扱われ、その9が連なる「重陽の節句」は、陽の極致が二つ重なっている日として、祝うようになったといわれています。
 平安時代に日本に伝わると、「菊の節句」と呼ばれ、宮中行事として宴が催され、菊の花を浮かべた「菊酒」などで祝ったほか、菊を用いて不老長寿願ったり、厄払いをしたりしてきました。
 江戸時代に入ると、重陽の節句は庶民の間にも浸透。秋の収穫祭の意味合いが濃くなり、「栗の節句」ともいわれようになり、当日は「栗ごはん」が食べられるようになったのです(重陽の節句が庶民に浸透する前から、秋の収穫祭に栗ごはんを炊いて食べる風習はあったともいわれる)。このため「菊の節句」は、お米とも深い関わりをもつ行事ということもできるのです。
(五節句)
節句とは季節の節目を表しており、その日は「節日(せつじつ)」と呼ばれ、祝いの行事や宴を催すハレの日に。このうち特に大事にされているのが、以下の「五節句」になります。
行事食に米やもちなどが多く食べられるのは、米が、昔から日本人にとって、もっとも重要な穀物で、1年の行事や生活が、米作りと密接に関係してきたからにほかなりません。

・人日(じんじつ)(=一月七日)・・・・七草がゆ
・上巳(じょうし)(=三月三日)・・・・ちらし寿司
・端午(たんご)(=五月五日)・・・・・ちまき、柏餅
・七夕(しちせき)(=七月七日)・・・・素麺など
・重陽(ちょうよう)(=九月九日)・・・栗ごはん

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