地元・玄界灘産の天然鯛にこだわる
①寿し栄
ごまだれでヅケにされた鯛の切り身は、寿司ネタと同じ玄界灘産の天然ものを使用。ごはんにこれをのせて食べれば立派な鯛のヅケ丼だが、お茶の葉を風味付けにつかったオリジナルのだしをかけると、思わず顔がほころぶほどの至福の味が口に広がる。
- 糸島市高田4-17-35
- 092-323-5501
- 11:00~22:00(LO21:30)
- 水曜
漁師直送の鯛を使用しているので鮮度抜群!
②かいせい
お米は糸島産、鯛は糸島近海のもので漁師直送、野菜も地元の旬ものを、と地産地消にこだわりが。ごまだれは別の器に用意され、自分の好みで漬けるスタイル。また、かけるだしにはお茶、そして旨味をプラスするために、鯛のアラが使われている。
- 福岡市西区周船寺1-12-36
アネックス中原ビル1F
- 092-807-3112
- 18:00~24:00(LO23:30)
- 月曜
2度美味しく食べられる粋な工夫が!
③安兵衛寿司
お米は農家に指定した品種、鯛も天然ものを使用と主人のこだわりの詰まった鯛茶漬け。熱々のごはんと秘伝のだしで程よく熱が通るようにと、鯛は寿司ネタより薄く切って提供。糸切りにした鯛が入ったごまだれは、それだけでごはんが進むこと請け合い。
- 糸島市高田2-1-7
- 092-323-2323
- 11:30~21:00(鯛茶漬けは要予約)
- 不定休
ごま風味の焼きおにぎりがさらに旨みを!
④ふく丸
ここの鯛茶漬けは、おにぎりをごまだれに漬けて焼き、その上にごまだれに漬けた鯛の切り身を。そしてネギとすりごま、ワサビと刻んだシソをのせ、刻みのりをたっぷりかけて完成。これをだしで調整しながら食べるという、まさに新感覚の鯛茶漬け!
- 糸島市高田5-1-11セブンハイツ1F
- 092-329-7024
- 11:30~22:00(オーダーストップ)
- 不定休
シンプルだが、鮮度、価格とも申し分なし!
⑤さんしゅう
お米は地元産夢つくし、豚肉は糸島豚、魚とお酒は九州産にこだわる。「地元のお客さんに愛されているので値段は上げられない」と、すべてのメニューがリーズナブル。鯛茶漬けはごまだれに漬けた刺身をだしで、とシンプルだが美味しさは地元のお墨付き。
- 糸島市高田2-20-31
- 092-323-1110
- 17:30~24:00(LO23:30)
新品種「二丈赤米」でも知られる糸島市
古代米の一つで、お赤飯のルーツといわれる赤米。野生種に近い赤米は、カテキンが豊富など栄養価は高いが、味がイマイチだった。そこで、現代のもち米をかけ合せることで、味と食感を改善したのが二丈赤米である。赤米は名前の通り、赤い稲穂をつけるので、田圃が真っ赤に染まる様は圧巻。糸島では、それを楽しんでもらおうと、花見会、田圃アート見学会などを実施しているので、興味のある方は、ぜひチェックを。
全国的に知られる糸島の鯛とカキ
筑前海(玄界灘)を代表する天然真鯛は、都道府県別では福岡県が全国2位だが、市町村別では、糸島市が日本一に輝いている。古くは延喜式(平安時代の法令集)に、全国10余りの鯛の産地として、その名が挙がっており、身の締りがよく、上品な味わいの天然真鯛として定評がある。また糸島はカキでも知られ、背振山系のきれいな森と川の恩恵で、美味しいカキに育つことで知られる。シーズンには、海岸沿いに28軒のカキ小屋が並ぶ「糸島カキロード」は大人気。