秘伝のタレにくぐらせた新潟の名物
①とんかつ政ちゃん 沼垂本店
創業50余年。カラッと揚げた仕上げたかつを、50年継ぎ足し円熟した秘伝のタレに潜らせて、新潟産コシヒカリに乗せた丼。シンプルだが、マネのできない丼。豚肉は、とんかつ政ちゃん独自の基準でその時の最高のものを使用。細かめのパン粉や、絶妙に計算されたタレの絡み具合なども含め、プロの職人の技術が詰まった新潟伝統の味。
- 新潟市中央区沼垂東5-12-1
- 025-245-2994
- 昼11:00~15:00、夜17:00~21:00
- 不定休(元旦は休み)
お酒の〆はタレかつ丼で!
②お食事割烹 暁
タレかつに用いているのは、新潟県産の朝日豚のロース。きめ細かく柔らかい肉質なので、肉厚のトンカツで提供される。トンカツをくぐらせるタレは、他店よりも少ししょっぱめで、さっぱりいただけるのが特徴だ。そのため、タレかつだけをお酒のつまみとして注文する人も。また、小腹がすいた酒の〆に、タレかつ丼を注文する人も多い。
- 新潟市中央区万代6-1-27
- 025-244-9361
- 17:00~22:00
- 日曜・祝日
ビッグスワンスタジアムの名物グルメに!
③とん八 新潟駅前本店
アルビレックス新潟の本拠地・ビッグスワンの名物グルメになっているのが、とん八の越後もち豚串焼きだ。そんな豚肉自慢の店のタレかつ丼は、越後もち豚こそ使ってないが、厳選豚ヒレ肉を使用し、美味しくかつリーズナブルに提供。隠し味のショウガが効いたタレは、店長自らが味見をして選んだごはん(こしいぶき)との相性バツグン。
- 新潟市中央区弁天1-4-4
- 025-241-0764
- 月〜土/昼11:30~13:30
夜17:00~24:00
日曜・祝日は夜のみ17:00~23:00
- 不定休
江戸時代創業の老舗の実力を!
④そばの山文
1864年の『越後土産 初編』という江戸時代のガイドブックに登場するそば屋。タレかつ丼は、お年寄りでも食べやすいように、カツの肉はやわらかなヒレを使用。揚げ置きせずに、注文を受けてから揚げ、さっと天丼に用いているタレにくぐらせるのも、そば屋ならではだ。トンカツの天丼バージョンともいえるクセになる一品だ。
- 新潟市中央区古町通6番町974
- 025-222-3027
- 11:00~22:00(L.O.21:50)
- 無休
タレかつ丼の命名は?
その昔、「タレかつ丼」は新潟県民にとって、ごくあたり前な「かつ丼」でした。しかし、いつからか県外のお客様が多く来店されるようになり、他県のソースカツ丼と見た目が似ていたことから、間違えて呼ばれるようになってしまったようである。そこで、全国のお客様にもっと分かりやすいように、「とんかつ政ちゃん」の代表・髙橋正広氏が、「タレかつ」と命名したのだ。もう20年以上も前のこと。そして今では、「タレかつ」「タレかつ丼」は、新潟かつ丼として、全国的に認知されるまでになったのである。
カツの枚数は、店によって様々!
通常、カツ丼といえば、一枚のカツをいくつかに切り分けて使うが、タレかつ丼の場合は、ひと口カツより大きめのサイズのカツが、2~7枚のるから、枚数によってはかなり食べ応えがある。例えばとんかつ太郎の場合、ミニカツ丼3枚、女性向きの4枚カツ丼があり、普通のカツ丼が5枚、特製カツ丼が7枚となる。また、とんかつ政ちゃんでは、ミニカツ丼は2枚、3枚カツ丼があり、並が4枚、特製が6枚となる。店によってカツの大きさも異なるので、初めての場合は並を注文するのがおすすめ。
萬代橋とカレーライス
萬代橋は、信濃川に掛かる長さ306.9m、幅22mの六連アーチの橋で、新潟の市街地では、数少ないビュースポットの一つ。新潟駅万代口から万代シティを経て、古町に至る新潟市中心部のメインストリートの一部を成す。近隣はNGT48劇場などもある繁華街だが、万代シティ内のバスセンターにある「万代そば」のカレーライスは、近年、新潟県で注目されているので、要チェック。