秘伝の出汁が決め手の深川丼と深川めし
①深川釜匠
ここでは、こだわりの出汁でふっくらと炊き上げたタイプを「深川めし」と呼び、アサリにざっくりネギと油あげを加え、秘伝の出汁で煮込んだものを「深川丼」と呼び、どちらも人気メニューに。深川丼には半熟卵がトッピングされているのもうれしい。
- 江東区白河2-1-13
- 03-3643-4053
- 月・火・木:11:00~15:00
水・金~日・祝日:11:00~20:00
- 第2・4月曜
鉄鍋のアサリのぶっかけ汁が食欲をそそる!
②深川亭
オリジナル鉄板料理などが楽しめる小さなレストラン。ここのぶっかけタイプの深川丼(めし)は、鉄鍋の汁とごはんが別々で、熱々を自分でかけて楽しむことができる。ここでは、アサリではなくアオヤギを使用し、明治初期の文献に残る深川丼を再現。
- 江東区白河4-1-18
- 03-3642-4939
- 昼11:30~14:00
夜17:30~22:00 (LO21:00)
- 月曜
旬にこだわった創作和食の店ならではの味!
③深川一穂
旬の食材を上手に使った繊細な味の創作料理と新鮮な刺身や寿司、そして鍋料理が人気の店。ここで提供される深川めしは、伝統のぶっかけタイプで汁が多め。アサリの旨味と味噌が絡み合い、どこか懐かしい味が楽しめる。ただし、4~9月の季節限定。
- 江東区木場2-8-8
- 03-3643-2255
- 月?金:11:30~14:00/
17:00~24:00
土・日・祝:16:00~23:00
- 第1・3日曜
江戸情緒溢れる空間で、伝統の味を楽しむ!
④深川宿富岡八幡店
深川宿本店の姉妹店だが、夜も営業しており、アサリを使った一品料理ほか、江戸の味を伝えるコース料理が楽しめる。昼に提供される「島千鳥」は、まかない食から生まれたという深川宿のオリジナルメニュー。三番目の深川めしを味わうのも、粋である。
- 江東区富岡1-23-11 富岡八幡宮境内
- 03-5646-8678
- 11:00~15:00/17:00~21:00
(*日・祝は11:00~17:00)
LOは30分前
- 月曜(15日、28日は営業)
メディアにも多数紹介された名物・あさり蒸籠飯
⑤門前茶屋
先代が創業時、庶民の日常食であった深川めしをそのまま出すよりも、アサリをもっと美味しくかつ日本の伝統技法で提供したいと生まれたのが「深川あさり蒸籠飯」。蒸籠蒸しなのでアサリはふっくらプリプリ。炊き合わせのごはんも、美味この上なしだ。
- 江東区富岡1-5-1
- 03-3641-0660
- 月?金:11:30?14:00/17:00~23:00
土日・祝:11:30~14:30/
17:00~22:30(LOは30分前)
- 無休
伝統的な深川めしをカレーでアレンジ!
⑥深川姉御家
「女性でも安心して、ひとり酒&肴を楽しんでいただきたい」をコンセプトにした深川生まれの女将が切り盛りする店。ここで生まれたのが、深川めしをベースに玉子ふわふわのっけと、特製カレーをコラボした深川カレーオムめし。新感覚な深川めしだ。
- 江東区深川2-6-2
- 03-3641-3436
- 18:00~24:00
- 第1・3木曜
日本五大名飯とは?
昭和14年、宮内庁の全国郷土料理調査において、日本を代表するごはん料理として選定された料理。深川めしのほか、次の4つが選ばれている。
●忠七めし(埼玉県小川町)……炊き立てごはんに新鮮な海苔を加え、独特のつゆをかけ、お茶漬けのように食べる。
●さよりめし(岐阜県)……サンマの炊き込みごはん。細長い魚をサヨリと呼んだことから名が。
●かやくめし(大阪難波)……鶏肉、ごぼう、にんじん、油揚げ、こんにゃくなどの具材を、しょうゆ、酒で味付けした炊き込みごはん。
●うずめめし(島根県津和野)……ワサビと海苔をのせた白いごはんに、だし汁をかけて食べるお茶漬けだが、実はごはんの下にせりや細かく切って味付けした山菜、高野豆腐、にんじんなどが隠れている。