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「一年の計はごはんにあり」今年も食べたい、作りたい!我が家の自慢ごはん料理

七草がゆの代わりに! 体に優しいたまごと大根の雑炊

 お雑煮に、おせちといったお正月料理をいっぱい食べた後、どうしても胃に優しい食べ物が欲しくなります。そこで「体にも優しく栄養があるものを!」と、思いついたのが、玉子と大根を使った雑炊でした。七草がゆもいいのですが、やはりクセがあるので、我が家の正月明けの食卓にはこの料理がもっぱら並ぶことに。

 大根は「すずしろ」といわれ、春の七草の一つになっているので、お正月明けの料理の具材としてもピッタリです。家族全員、「美味しい、美味しい!」といってたくさん食べてくれ、もはやおかずさえもいらない状況でした。

料理写真

材料 (2人分)

ご飯
2杯分
800㏄
大根
4cm程度
2個
万能ネギ
適量
顆粒だし
小さじ1
少々
炒りゴマ
適量
*

作り方

  1. 鍋にご飯と水を入れ沸騰させる。
  2. 1に1cm角に切った大根を入れる。
  3. 2に万能ネギ、調味料を入れ、水分がとぶまで煮詰め、溶いた卵をまわし入れて混ぜる。
  4. 最後に、ゴマを振って仕上げる。

プロのワンポイントアドバイス

*

大根が柔らかくなったのを十分確認してから仕上げるのがコツ。

*

自然の恵みいっぱい!田舎風ちらし寿司

 息子たちは、成人して一人は別に暮らしておりますが、昔からの私の味を覚えているのか、帰って来たときにこのちらし寿司を作るととても喜んでくれます。「わあ、懐かしい。これ、この味だよね」と・・・・・・。何気ない言葉ですが、そのひと言がとても嬉しく、ますます張り切ってしまいます。

 多い時は7~8人分作ります。人数が多ければ作るのも大変ですが、何倍もの美味しさに。親戚が集まって賑やかに食卓を囲む楽しさは、ほかに味わえない楽しさもあります。私自身は、このちらし寿司を食べる時は、いつも息子たちが小さかった頃を思い出します。

 大量に作っても、次の日に器に入れて蒸し器で蒸かせば美味しい蒸し寿司になります。少しアレンジして具を追加すれば残り物には見えないほど立派に。

料理写真

材料 (4人分)

お米
2合

合わせ酢 *1

100cc
砂糖
大さじ3・1/3
大さじ1・1/3
ニンジン
1/2本 
干しシイタケ
3枚 
かんぴょう
40cm程度
レンコン
5cm程度
だし汁
1カップ
砂糖
大さじ1
しょう油
大さじ1
みりん
大さじ1
玉子
2個 
さやえんどう
10枚 
焼き海苔
1枚
*

作り方

  1. いつもより、水を少なめにしてご飯を炊く。
  2. 人参は花形にくりぬき、ぬいた後の残りは短冊切り、かんぴょうと干しシイタケは水で戻し5㎜程度に切っておく。
  3. レンコンは花形にむき、5㎜厚さに切り、酢少々を入れた熱湯でサッと茹でる。
  4. だし汁に調味料を加え2、3を入れ、水分がなくなるまで煮る。
  5. 炊いたごはんに、合わせ酢(*1)を混ぜ、酢飯を作る。
  6. 酢飯に、4を入れ、混ぜ合わせる。
  7. 卵を薄焼きにし、錦糸玉子を作る。さやえんどうはサッと塩茹でにする。
  8. 6に7を散らし、飾り付ける。

*1.合わせ酢は多めに作り、少しずつ味をみながら、好みの酢飯に。

プロのワンポイントアドバイス

*

レンコンを茹でる際はお酢(分量外)を少々入れると、レンコンの変色を防げます。

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