おいしい山形プラザ
山形県は思いのほか広く、庄内、最上、置賜、村山の4つの地方から分かれ、それぞれの地方に新鮮で美味しさ自慢の食材があり、食文化も微妙に異なっています。おいしい山形プラザは、それら4つの地方1から直送される新鮮な食材や加工品を、東京にいながらにして楽しめるショップ。
商品アドバイザーの井澤瞳さんは「山形といえばいも煮が知られていますが、地方によって牛肉しょう油だったり、豚味噌だったりと、メインとなる味付けが異なるなど、多様な食文化があるんですよ。ぜひ、ショップに足を運んでいただき、その違いを感じていただけたらと思います」と語っています。
「山形の夏野菜といえば、置賜地方中心に生産されている薄皮丸ナス。その名の通り、皮が柔らかく、主に漬けものに用いられています。そのパリッと食感がたまりません」
置賜名産うす皮なす
旬が7月上旬から8月の薄皮丸ナス。置賜地方ではこの漬けものが、夏のお茶うけの定番となっているが、ごはんにもよく合う。
その名の通りツヤがあり、甘みや粘りのバランスもよく、山形を代表するブランド米に。ショップにはいろいろなつや姫がラインナップされているが、特別栽培米が人気だ。
おすすめ〝ごはんのとも〟
都内では目にすることが少ない商品もあるので、どんな食べ方をしたら美味しくいただけるかを、スタッフに聞いてから購入するのがベストだ。
レトルトカレー
さすが山形という食材のものも!
(左)さくらんぼカレー
テレビなどでも紹介された、山形を代表する果実・さくらんぼが入ったルビー色のカレー。まろやかで不思議な味わいが楽しめる。
(右)いも煮カレー
郷土料理いも煮をスパイシーなカレールーで煮込んだご当地カレー。和風仕立てで里いもやコンニャクなども入っている。
(下)米沢牛ビーフカレー
美味伝承をうたっており、具材の米沢牛肉はスプーンでほぐれるほど柔らかく、またカレーソースの旨み、辛さも心地よい。
納豆
庄内地方の郷土料理になっている納豆も!
(上)塩納豆
庄内地方に伝わる伝統食品で、納豆をさらに塩漬けにしたもの。やさしい塩味のなかにほのかな甘みが漂いごはんが進む。
(左)豆むすめ
有機栽培の大豆を使った大粒納豆で、昔ながらの石室づくりで、長期熟成されている。
(中)雪割納豆
置賜地方の農家に保存食として伝わる「五斗納豆」が原型。2度の発酵過程を経ることで深いコクと旨みを持つ。
(右)酒田納豆
山形県産大豆・アヤコガネを使用した大粒の納豆。昔ながらの深い味わいがあり、アツアツごはんにピッタリ。
炊き込みごはんの素
鶴岡特産の筍で、ごはんの美味しさUP
孟宗筍ごはんの素
孟宗筍はえぐみが少なく、色白で柔らかいのが特徴。ごはんとも相性がよく、噛むほどに独特の甘みが口の中に広がる。
丼もの食材
山形の黒毛和牛は、深い味わいが特徴的!
極旨牛すき丼の素
脂ののった和牛の肉質をいかすため、甘めの割下で仕上げられている。タマネギの甘さと牛肉の旨みがベストマッチ。
漬けもの
山形特有の漬けものは、万能選手!?
山形のだし(2種)
山形県村山地方の郷土料理である"だし〟。夏野菜や香味野菜を細かく刻み、しょう油などで和えたもの。ごはんや豆腐にかける。
おみ漬
県特産青菜を刻み、大根、ニンジン、スルメを加え、特製しょう油タレで漬けこんだもの。山形県では、ごはんにかけたり、納豆に混ぜたりも。
珍味
しょう油蔵に伝わるごはんのおとも
あけがらし
仕込み芥子糀に麻の実をあしらった無添加自然食品。納豆の薬味などにも使われるが、温かいごはんにのせて食べるのがいちばん美味い。
しょうゆの実
食べるしょう油として紹介され、大反響を呼んだ発酵食品。調味料としても使われるが、庄内地方では、ごはんのおともとして親しまれている。
お米を使ったお菓子
ここにもつや姫が使われていた!
つやポン
山形県の井上農場(鶴岡市)で栽培されているつや姫で作られた昔懐かしいポン菓子。サクサクした歯ごたえがたまらない。
つや姫の極焼
つや姫の塩むすびをそのまま焼いたような味わいが特徴。噛めば噛むほど、つや姫の旨みが口の中に広がる。
店舗紹介
おいしい山形プラザ(特産品展示販売)
- 東京都中央区銀座一丁目5-10
ギンザファーストファイブビル1F - 03-5250-1752
- 10:00~20:00
- 年中無休(年末年始除く)
*ショップの2階には、山形県鶴岡市にあるイタリアンの名店「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフがプロデュースするレストラン「YAMAGATA San-Dan-Delo」がある。