日本では昔から携帯食としてよく食べられていたおにぎり。現代でも、中に好きな具を詰めて軽食にしたり、遠足などのアウトドアレジャーに持って行ったりされます。子どもから大人まで食べやすい形状なので、お茶碗に盛るよりおにぎりにした方が食べやすいこともありますよね。
今回は、そんなおにぎりを冷凍保存する方法についてご紹介します。美味しく冷凍保存するポイントや解凍方法も、ぜひチェックしてくださいね。
大量に作ったり、余ったごはんをおにぎりにしておいたりすることで、解凍してすぐ食べることができます。焼きおにぎりや具材を変えるなどアレンジで変化をつけられるため、同じごはんでも飽きにくくなります。ぜひごはんが余ったときにはチャレンジしてみてください。
・梅干し(種を取り除いたもの)
・塩昆布
・焼き鮭
・ゆかり
・炊き込みごはん
・肉そぼろ
特に、梅干しは防腐効果があるためおすすめです。刻んで全体に混ぜ込むと、より触れている部分が多くなるので防腐効果を得やすいでしょう。逆に、ツナマヨなど油が多くなりがちな具材は避けてください。
※粗熱がとれた状態…手で触れる程度に温かさが残っている状態
また、冷凍庫に入れてからもより素早く冷凍することで、ごはんの味を損なわない工夫ができおすすめです。熱伝導率の高い金属トレーの上に置いて冷凍すれば、炊き立ての美味しさを閉じ込めたまま急速冷凍できます。ごはんの中の水分が抜けないうちにサッと冷凍できるため、解凍したときの加熱ムラも防げるでしょう。
おにぎりの型を使えば、手を使わなくても形を整えやすいです。型で作れば一度にたくさん作れるので、手を使って形を整えるより時短になるのも嬉しいですね。
ごはんを美味しく冷凍する方法については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
「ごはんの冷凍は熱いままでもOK?ごはんを美味しく冷凍しよう」
解凍方法は至って簡単で、コンビニおにぎりくらいのサイズなら、600Wで1分30秒〜2分くらい電子レンジにかけるだけでOKです。ただし、加熱しすぎるとごはんが固くなってしまうので、様子を見ながら解凍しましょう。時間が足りなければ、10〜15秒程度ずつ増やして様子を見てください。
<調味料>
醤油…30g
みりん…10g
本だし…5g
塩…ひとつまみ
<手順>
1.冷凍したおにぎりを電子レンジで600W、1分程度温める
2.おにぎりをフライパンや焼き網に乗せ、表面に焼き色がつくまで焼く
3.調味料を混ぜ合わせておにぎりに塗り、香ばしくなるまで焼く
※最初から調味料を塗って焼いてしまうと、醤油が焦げてしまうので注意しましょう。
今回は、そんなおにぎりを冷凍保存する方法についてご紹介します。美味しく冷凍保存するポイントや解凍方法も、ぜひチェックしてくださいね。
おにぎりの冷凍方法
おにぎりを作ったら、そのまま冷凍するだけで構いません。ごはん同様、具材を入れて握ったおにぎりもそのまま冷凍保存ができます。ただし、もちろん個別にラップで包むのも忘れないようにしましょう。
おにぎりを冷凍保存するメリット
おにぎりもごはん同様、冷蔵保存では味・品質ともに劣化してしまいますが、冷凍保存すれば短期間なら劣化しにくくなります。時間があるときに握って冷凍おにぎりをストックしておけば、調理の時短にも節約にも役立ちます。大量に作ったり、余ったごはんをおにぎりにしておいたりすることで、解凍してすぐ食べることができます。焼きおにぎりや具材を変えるなどアレンジで変化をつけられるため、同じごはんでも飽きにくくなります。ぜひごはんが余ったときにはチャレンジしてみてください。
おにぎりの冷凍保存に合う具材
具材を入れてから冷凍する場合は、保存がきくという観点から選ぶと良いでしょう。原則として水分が少なく、味の濃い以下のような具材がおすすめです。・梅干し(種を取り除いたもの)
・塩昆布
・焼き鮭
・ゆかり
・炊き込みごはん
・肉そぼろ
特に、梅干しは防腐効果があるためおすすめです。刻んで全体に混ぜ込むと、より触れている部分が多くなるので防腐効果を得やすいでしょう。逆に、ツナマヨなど油が多くなりがちな具材は避けてください。
美味しく食べるための冷凍ポイント
おにぎりを解凍したときに美味しく食べるためには、冷凍するときに3つのポイントを心がけましょう。
あたたかいうちに素早く冷凍
熱いうちにギュッと握ってしまえば、ごはん本来のうまみや香りを残しやすいです。握った後は、粗熱を取ってから冷凍庫に入れましょう。熱い状態のまま冷凍庫に入れると霜の原因となり、冷凍庫の故障や他の食材の劣化を招く可能性があるため、避けてください。※粗熱がとれた状態…手で触れる程度に温かさが残っている状態
また、冷凍庫に入れてからもより素早く冷凍することで、ごはんの味を損なわない工夫ができおすすめです。熱伝導率の高い金属トレーの上に置いて冷凍すれば、炊き立ての美味しさを閉じ込めたまま急速冷凍できます。ごはんの中の水分が抜けないうちにサッと冷凍できるため、解凍したときの加熱ムラも防げるでしょう。
素手で握らない
冷凍おにぎりは品質が劣化しにくいものの、素手で握ってしまうと雑菌がつくので避けましょう。ラップを使ったり、調理用の手袋を使ったりするのがおすすめです。おにぎりの型を使えば、手を使わなくても形を整えやすいです。型で作れば一度にたくさん作れるので、手を使って形を整えるより時短になるのも嬉しいですね。
海苔やふりかけは解凍後
海苔を巻いたり、ふりかけをかけたりした状態で冷凍してしまうと、解凍時に水分が出て美味しくありません。さらに、ごはんの水分を吸ってしまうことで、ごはんの美味しさも損なわれてしまいます。海苔やふりかけなど乾燥したものは、解凍してから巻いたり混ぜたりしましょう。ごはんを美味しく冷凍する方法については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
「ごはんの冷凍は熱いままでもOK?ごはんを美味しく冷凍しよう」
解凍方法
解凍したおにぎりを美味しくたべるためには、最後に解凍方法もチェックしておきましょう。
電子レンジでレンチン
ごはん同様、自然解凍しないのがポイントです。自然解凍すると、ごはんのデンプンが生の状態(消化できないデンプン)のままになってしまいますが、加熱することで、消化できる美味しいデンプンに戻ります。解凍方法は至って簡単で、コンビニおにぎりくらいのサイズなら、600Wで1分30秒〜2分くらい電子レンジにかけるだけでOKです。ただし、加熱しすぎるとごはんが固くなってしまうので、様子を見ながら解凍しましょう。時間が足りなければ、10〜15秒程度ずつ増やして様子を見てください。
焼きおにぎりにする
白ごはんのまま冷凍しておいたおにぎりを、焼きおにぎりにするのもおすすめです。このとき、凍ったまま焼いてしまうと中まで温まらないため、先にレンジでチンしましょう。<調味料>
醤油…30g
みりん…10g
本だし…5g
塩…ひとつまみ
<手順>
1.冷凍したおにぎりを電子レンジで600W、1分程度温める
2.おにぎりをフライパンや焼き網に乗せ、表面に焼き色がつくまで焼く
3.調味料を混ぜ合わせておにぎりに塗り、香ばしくなるまで焼く
※最初から調味料を塗って焼いてしまうと、醤油が焦げてしまうので注意しましょう。
まとめ
おにぎりもごはんと同様、冷凍保存できます。具材を入れても白いままでも、炊き込みごはんでも構いません。ただし、冷凍するときは素手で握らない、急速冷凍するなどに注意しましょう。解凍するときは自然解凍せず、電子レンジでチンするか、焼きおにぎりにするのがおすすめです。ぜひ、冷凍おにぎりでラクラク時短調理しましょう。
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