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特集3月号 彩々太巻きずしを、みんなで作ろう!

すしめしや具材などを積み上げる、山を作るなど、
覚えておきたい基本的な技術が満載された太巻き

出来上がりを想像しながら、各パーツを積み上げていく作業を覚えてもらうために、あえてここでは、中級レベルにあたる「ごはん彩々」の人気?キャラクター、「つぶくん」の太巻きに挑戦していただきました。さて、皆さんの作品の出来栄えは?

左右非対称の顔づくりは、バランスが難しく、
思わぬ苦戦が続くことに!

* 「もっと簡単にできるだろうと、正直ナメていましたね。具材が柔らかく、ヨレヨレしているので、思いのほか扱いにくかったですね」と、八代さんが語るように、Step1のときとは一変。4人とも、「これでいいのかな?」などと、悩みながら作業に取り組む姿が見受けられました。

 「つぶくんの顔は、左右非対称なので、バランスを考えながら作業するのが、難しかったですね」と酒井さん。

 高川さんも、そのバランスに相当苦労したようです。「各パーツを積み上げるときに、仕上がりが見えてこないので、OKかどうかの判断ができず、不安になりました」と語っています。

 「私も同じですね。巻き上げるときに、横から見ながら巻くのがポイントだとは分かっていましたが、実際にやってみると、なかなか出来上がりのイメージが湧いてこなくて……」と、加部さんは、最終的に切ったとき、どのような断面になっているか不安気な表情を浮かべていました。

 「私も不安!でも、切った瞬間にどのような顔が出てくるのか、楽しみでもあるから不思議なものね」と酒井さん。

 石橋先生は「さすがに毎日、料理を作っていらっしゃる方々ですね。イメージできないといいながらも、それなりのものに仕上がっていると思います」と上々の評価を。

 「一度作れば、感覚がつかめてきますね。もう一度チャレンジしてみたい」と4人は、目を輝かせていました。

眉や口の形で違った表情にも!
非対称のバランスが難しい1本

つぶくん

つぶくん

【材料】(1本分)

すしめし 300g
ピンク 320g
海苔(全形) 2枚
(1/6) 4枚(目と眉の部分に使用)
(1/3) 1枚(口の部分に使用)
(1/4) 1枚
野沢菜漬け(太18cm) 2本(目の部分に使用)
煮かんぴょう(18cm) 4本(眉と口の部分に使用)

準備

すしめし(白)を70g、75g×2、80g、すしめし(ピンク)を20g、25g×2、50g、200gに取り分けておく。

作り方

作り方印刷用PDFはこちら

1目を作る。巻きす(小)に1/6の海苔をおき、その上に野沢菜をのせて巻く。巻き終りはめし粒でとめる。これを2本作る。

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2眉を作る。巻きす(小)に1/6の海苔をおき、中央に煮かんぴょうをおき、海苔の両端を中央に折り返す。これを2本作る。

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3口を作る。巻きす(小)に1/3の海苔を敷き、中央に煮かんぴょうを2本おく。

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4海苔の両端を中央に向かって折り返す。海苔の両端部分(口角にあたる部分)はやや重なる。

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5頬を作る。巻きす(小)にラップを敷いて、すしめし(ピンク)25gをのせ、巻きすの左右をすり合せるようにころがし、約18cmの棒状にしていく。これを2本作る。

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6と同じ要領で、すしめし(ピンク)20gで補強用の棒を1本作っておく。

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7巻きす(中)に全型海苔の大きさに切ったクッキングペーパーをおく。すしめし(白)75gを中央3cm巾に広げ、さいばしを使い、中央をややくぼませる。

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8そこにで作った口をおき、またさいばしを使い、中央をくぼませる。

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9口の上の左右両端にで作った頬をのせる。

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10その上に、中央にすしめし(白)75gをおく。

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11その上にで作った目をおく。

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12さらに70gのすしめしで目の上全体を包みこむ。

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1312の上に、で作った眉をおく。

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14その上に80gのすしめし(白)で、左に寄ったとんがり山をイメージしながら頭部分の形を作っていく。

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15巻きす全体を左手に持ち、親指で押さえつつ、巻きながらつぶくんの顔を整える。

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16クッキングペーパーをとり除き、全型海苔で顔全体を巻き替えていく。

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17頭の形が崩れないように、海苔の外側をで作った補強用の棒をおく。

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18巻きす(中)に全型海苔と1/4の海苔をごはん粒で継ぎたし、すしめし(ピンク)200gを海苔の上下は各2cmあけ、左右は幅いっぱいまでのばす。

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1917で作った顔を逆さになるようにしておく。

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20巻きすを持ち上げて、残りのすしめし(ピンク)50gをバランスよくのせる。

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21それを巻き上げて、端のしまつをする。

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227切れに切り分ける。

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色の付いたすしめしの作り方は?

ピンク/ピンクに染める粉末すし酢を使用します。

オレンジ/すり下ろした人参を茹で、ザルにとり、水気を抜き、甘酢に漬けてから白いすしめしに混ぜます。

ごはんを炊くときに、水の代りに、ニンジンジュースやオレンジジュースで炊いてもOK。

イエロー/炊飯時にカレー粉やターメリックを加えます。ゆで卵の黄身をすりつぶし、混ぜてもOK。

グリーン/青のり、抹茶、細かく刻んだパセリなどを混ぜて作ります。

ブルー/炊飯時にリキュールのブルーハワイを入れて、炊きます。

紫/紫芋フレーク、赤紫蘇の葉などを細かく刻んで、白いすしめしに混ぜます。

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