親子連れで賑わうカレーの特別展示
全日本カレー工業協同組合は、8月5日~8月9日まで「カレーのヒ・ミ・ツ」をテーマに農水省「消費者の部屋」でカレーについての特別展示や「子どもカレー粉づくり教室」等を開催しました。開催期間中は、猛暑にもかかわらず5千人以上と多くの親子連れが来場し、今年も大盛況のうちに終了しました。同組合では、国民食であるカレーの魅力をさらに知ってもらおうと本年で14回目の開催となります。
「子どもカレー粉づくり教室」には、先着順で毎回10名ほどの子どもたちが参加(一日3回)。カレー粉にはかかせないスパイスの香りや特長の違いを感じながら、スパイスをブレンドして、オリジナルのカレーパウダーを作りました。スパイスを加えるたびに香りや色が変化し、子どもたちから驚きの声が上がっていました。日本のカレーは、1870年頃(明治初期)イギリスから伝わり、白いごはん(お米)をおいしく食べるために独自に進化してきたことが良く分かりました。このセミナーをきっかに、自宅でたくさんのカレーを食べていただけると嬉しいです。
なお、筆者が取材に行った日、先生としてカレー粉づくりを教えてくれたのは、エスビー食品株式会社の遠藤由美さん。クイズを交えながら参加者にやさしく説明していたのが印象的でした。
子ども達に説明している遠藤由美さん
この他に展示会では、カレーに使われる主なスパイスやその植物が置いてあり、見たり香りを嗅いだりでき五感で感じることができました。また、カレーを製造している各社のめずらしいカレーや昔懐かしいカレーにも出会えることができ、子どもから大人まで一緒に楽しめる展示会となっていました。
今回の特別展示会を主催した全日本カレー工業協同組合の和田専務理事は、「最終日も、家族連れの方をはじめ、たくさんの方においでいただきました。できれば来年も開催したいと思います。皆様ありがとうございました。」と笑顔で語っていました。
今年の夏は、連日の猛暑で疲れがたまり、なんとなく「食欲がない」といった感じになっていますが、そんな時こそカレーライス!しっかりとカレーライスを食べ、暑さに負けない体で猛暑を乗り越えたいですね。
【取材協力】
全日本カレー工業協同組合
住所:東京都台東区蔵前3-20-1 山岸ビル502号
同協同組合については→こちら
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