ごはんを炊く時間がないとき、ストックがあると便利なパックごはん。近年では、災害時の備えとして非常食にする人も増えています。しかし、パックごはんの温め方の基本は電子レンジで、キャンプなどのアウトドアや災害時には使えません。そこで、この記事では電子レンジがなくてもパックごはんを温める方法についてご紹介します。
トレーやパックのまま温める方法
ではまず、そもそもトレーやパックのまま温める方法についてご紹介します。
1.鍋にお湯を沸かす(キャンプなどの場合、カセットコンロでも焚き火でも)
2.開封せずトレー(パック)に入った状態で、フタ側を上にしてお湯に浮かべる
3.鍋のフタをせず、そのまま加熱する
※2.でお湯に浮かべる際、複数のトレーやパックを同時に温めるときは重ねないよう注意しましょう。
耐熱袋に移して温める方法
次に、耐熱袋にごはんを移して温める方法です。
1.鍋にお湯を沸かす
2.パックごはんの中身を耐熱袋に入れ、口を閉じてお湯に浮かべる
3.鍋のフタをせず、そのまま加熱する
※2.で袋を鍋に入れる際、袋が鍋の側面や底につかないよう注意しましょう。
中身を開けて温める方法
最後に、鍋に中身を開けて温める方法についてご紹介します。
1.鍋にパックごはんの中身と約50mLの水を入れる
2.フタをし、約10分程度加熱する
鍋でご飯を温めるときの注意点
いずれの場合も4〜5分で食べられる温かさになり、さらに5〜10分温めるとほかほかで炊きたての味わいになります。ごはんの量や加熱する条件によって時間は異なるため、適宜調節しましょう。
また、一般的な鍋でなく土鍋を使う場合、焦げつきやすいため、おこげができる可能性があります。つけたくなければ、加熱途中でごはんをかき混ぜましょう。
最後に、パックごはんは包装時に固まってしまうことが多いため、温めた後はお箸でしっかりほぐしましょう。パックごはん特有の匂いも軽減し、食感も良くなります。
1.パックごはんの中身をほぐし、チャックつきの耐熱袋に入れる
2.沸騰したお湯が入った保温ポットに耐熱袋ごとパックごはんを入れ、ポットにフタをする
3.約10分待つと、ほかほかの状態に温まる
※1.で袋の中の空気をよく抜いておき、水が入らないようチャックをしっかり閉めるのがポイントです。
耐熱袋によっては、100度のお湯に耐えられないものもあるので注意しましょう。その場合はお湯の温度を下げるか、より高温に耐えられる耐熱袋を使います。
1.フライパンにパックごはんの中身と約50mLの水を入れる
2.フタをし、カセットコンロの弱火で加熱する
3.途中で軽くかき混ぜ、4〜5分加熱する
※フタがない場合は、水を少し多めに入れて加熱すると柔らかいごはんになります。
パックごはんの基本については、こちらの記事も参考にしてください。
「パックごはんの仕組みとは?製造方法や基本の食べ方をチェック!」
(おいしいごはん研究チーム)
パックごはんは電子レンジがなくても温められる?
パックごはんはレトルト食品の定番です。電子レンジで温められるレトルト食品の多くは湯煎で温められるのですが、パックごはんも例外ではありません。震災などの非常時には停電することも多いため、湯煎など電子レンジがないときのパックごはんの温め方を知っておきましょう。
パックごはんの温め方3つ
パックごはんを電子レンジ以外で温める場合、鍋・ポット・フライパンの3つの方法が考えられます。
鍋で温める方法
トレーやパックのまま温める方法、耐熱袋に移す方法、中身を開けて温める方法の3種類があります。中身を開けていいの?と疑問に思うかもしれませんが、パックごはんは「無菌化包装米飯」と呼ばれ、通常通りご飯を炊いてパック詰めした後、無菌包装しているものです。つまり、炊いたごはんを腐らないように加工しているだけなので、温めればそのまま食べられるため、開けても問題ありません。トレーやパックのまま温める方法
ではまず、そもそもトレーやパックのまま温める方法についてご紹介します。
1.鍋にお湯を沸かす(キャンプなどの場合、カセットコンロでも焚き火でも)
2.開封せずトレー(パック)に入った状態で、フタ側を上にしてお湯に浮かべる
3.鍋のフタをせず、そのまま加熱する
※2.でお湯に浮かべる際、複数のトレーやパックを同時に温めるときは重ねないよう注意しましょう。
耐熱袋に移して温める方法
次に、耐熱袋にごはんを移して温める方法です。
1.鍋にお湯を沸かす
2.パックごはんの中身を耐熱袋に入れ、口を閉じてお湯に浮かべる
3.鍋のフタをせず、そのまま加熱する
※2.で袋を鍋に入れる際、袋が鍋の側面や底につかないよう注意しましょう。
中身を開けて温める方法
最後に、鍋に中身を開けて温める方法についてご紹介します。
1.鍋にパックごはんの中身と約50mLの水を入れる
2.フタをし、約10分程度加熱する
鍋でご飯を温めるときの注意点
いずれの場合も4〜5分で食べられる温かさになり、さらに5〜10分温めるとほかほかで炊きたての味わいになります。ごはんの量や加熱する条件によって時間は異なるため、適宜調節しましょう。
また、一般的な鍋でなく土鍋を使う場合、焦げつきやすいため、おこげができる可能性があります。つけたくなければ、加熱途中でごはんをかき混ぜましょう。
最後に、パックごはんは包装時に固まってしまうことが多いため、温めた後はお箸でしっかりほぐしましょう。パックごはん特有の匂いも軽減し、食感も良くなります。
ポットで温める方法
ホテルなど外出先でポットを使って温める場合、以下の手順で行います。1.パックごはんの中身をほぐし、チャックつきの耐熱袋に入れる
2.沸騰したお湯が入った保温ポットに耐熱袋ごとパックごはんを入れ、ポットにフタをする
3.約10分待つと、ほかほかの状態に温まる
※1.で袋の中の空気をよく抜いておき、水が入らないようチャックをしっかり閉めるのがポイントです。
耐熱袋によっては、100度のお湯に耐えられないものもあるので注意しましょう。その場合はお湯の温度を下げるか、より高温に耐えられる耐熱袋を使います。
フライパンで温める方法
キャンプなどアウトドアの際には、フライパンを使って温める方法もあります。1.フライパンにパックごはんの中身と約50mLの水を入れる
2.フタをし、カセットコンロの弱火で加熱する
3.途中で軽くかき混ぜ、4〜5分加熱する
※フタがない場合は、水を少し多めに入れて加熱すると柔らかいごはんになります。
パックごはんの基本については、こちらの記事も参考にしてください。
「パックごはんの仕組みとは?製造方法や基本の食べ方をチェック!」
まとめ
パックごはんは忙しい時の保存食としてだけでなく、災害時の非常食としても、キャンプなどアウトドア時に簡単に食べられるごはんとしても便利です。電子レンジがないときでも、湯煎やフライパン調理などで加熱できます。災害時やアウトドアに、ぜひ活用してくださいね。(おいしいごはん研究チーム)
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