野菜にはそれぞれに合った保存方法があり、常温保存が向いている野菜と冷蔵保存が向いている野菜があります。例えば、よく使われる玉ねぎやじゃがいもは野菜室に入れず、別に常温保存しているという人も多いでしょう。このように、野菜ごとに適した保存方法を選ぶことで、保存した野菜が長持ちしやすくなります。本記事では、全体のポイントに加えて野菜ごとに保存方法を解説したInstagramの投稿もご紹介します。
お米の冷蔵保存についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご一読ください。
「お米を長期保存するにはどうすればいい?おすすめの備蓄米もご紹介」
意識の高い方に人気のお米保存袋も使ってみてください。
保存期間:1〜3週間
保存期間:1ヶ月
保存期間:1〜2週間弱
保存期間:2週間程度
保存期間:2〜3週間
保存期間:1週間〜10日程度
時間があれば、皮を剥いて一つずつラップに包み、保存袋に入れて保管するのもおすすめです。
保存期間:1〜2ヶ月
保存期間:2〜3週間
保存期間:1週間
常温保存のポイント
まずは、野菜を常温保存する際のポイントを3つ見ていきましょう。
直射日光が当たらない場所に置く
特にイモ類は光に弱いので、直射日光が当たらない場所に置くか、新聞紙などにまとめて包むと良いでしょう。紙袋や段ボールに入れておくと、さらに光を通さないのでおすすめです。他の野菜も直射日光が当たる場所では温度が上がりすぎて傷んでしまうなどの心配もあるため、直射日光を避けて保存しましょう。
風通しの良い冷暗所
常温保存と言っても、風通しの良い冷暗所に置いておくのがベストです。湿気や暑さを避けて保存しましょう。根菜類の場合、土がついている場合はそのまま新聞紙に包んで構いません。ただし、葉がついている場合は葉が養分を吸い取ってしまうため、切り離してから保存しましょう。ビニール袋は風通しが悪いので、取り出して保管するのが良いでしょう。
通気性の良いかご、ざる、ネットなどもおすすめ
玉ねぎなどは、ネットに入れて吊るしておくと良いでしょう。特に玉ねぎは湿気に弱い野菜なので、風通しの良い場所に吊るしておくと保存しやすいです。ただし、使いかけなど既にカットした後の玉ねぎの場合はきっちりラップをして乾燥を防ぎ、冷蔵庫へ入れましょう。また、新玉ねぎも冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵保存のポイント
野菜を冷蔵保存する際のポイントについてご紹介します。
ラップやビニール袋に入れて乾燥を防ぐ
冷蔵庫内は乾燥しているため、野菜はすぐに水分が抜けてみずみずしさがなくなってしまいます。ラップをかけたりビニール袋に入れたり新聞紙で包んだりして、乾燥や冷やしすぎを防ぎましょう。常温保存に向いている野菜であっても、カットして余った部分はラップやビニール袋に入れて冷蔵保存がおすすめです。長ネギやキャベツ、レタス、ほうれん草、トマトなどが冷蔵保存に向いています。
お米も冷蔵保存がおすすめ!
お米も野菜と一緒に、野菜室で冷蔵保存するのがおすすめです。冷暗所で密閉保存し、開封後できれば1ヶ月程度で食べ切るのが良いでしょう。お米の冷蔵保存についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご一読ください。
「お米を長期保存するにはどうすればいい?おすすめの備蓄米もご紹介」
意識の高い方に人気のお米保存袋も使ってみてください。
それぞれの野菜の保存方法
よく使う野菜の保存方法について、marin ♡ 下味冷凍を使った献立(@mari.n.02)様のInstagramをもとに紹介します。
にんじん
水でよく洗ってへたを切り落とし、しっかり水気を拭き取りラップに包んで保存袋に入れ、立てて保管しましょう。保存期間:1〜3週間
しめじ
石づきを切り落とし、ジップロックに入れて冷凍保存します。きのこ類は冷凍するとうまみと栄養価がアップするため、おすすめの保存方法です。保存期間:1ヶ月
きゅうり
水でよく洗い、しっかり水気を拭き取ってキッチンペーパーで包み、その上からラップで包んで立てて保存します。保存期間:1〜2週間弱
ミニトマト
ヘタをとってよく洗い、水気をしっかり拭き取ります。その後、タッパーにキッチンペーパーを敷いてミニトマトを入れましょう。保存期間:2週間程度
ピーマン
水でしっかり洗い、水気を拭き取ってキッチンペーパーに包み、保存袋に入れて保管します。保存期間:2〜3週間
ナス
水でしっかり洗い、水気を拭き取ってラップに包み、保存袋に入れて保管します。保存期間:1週間〜10日程度
にんにく
皮を剥いていないにんにくをキッチンペーパーで包み、保存袋に入れてチルド室で保管します。時間があれば、皮を剥いて一つずつラップに包み、保存袋に入れて保管するのもおすすめです。
保存期間:1〜2ヶ月
大葉
保存容器に、水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを敷きます。その後、水で洗って水気を拭き取った大葉を載せ、その上からまた軽く絞ったキッチンペーパーを載せましょう。保存期間:2〜3週間
かぼちゃ
種とわたをスプーンで取り除き、空気が入らないようラップに包み、野菜室で保管します。保存期間:1週間
まとめ
野菜には常温保存に向いたものと、冷蔵保存に向いたものがあります。それぞれの野菜に合った保存方法で保管することで、より長持ちするようになります。よく使う野菜は、今回ご紹介したように合った保存方法で保管してみてはいかがでしょうか。(おいしいごはん研究チーム)
「この記事どうだった?」
「この記事を見ている人はこんな記事も見ています。」
正しい保存方法でお米の美味しさをキープ! 真空パックも過信しないで!