普段、私たちが何気なく食べているお米は、コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまちなど、さまざまな種類があります。日本人に古くからずっと親しまれてきた主食であるお米は、さまざまな品種改良によって種類ごとに特徴を持っています。そんなお米の有名どころから8品種をご紹介しましょう。
まずは、日本のお米の王道とも言えるコシヒカリ系の5品種をご紹介します。
コシヒカリは、言わずと知れた「お米の最高傑作」です。全国各地で作られていますが、その中でも新潟県魚沼産のコシヒカリはこの品種の出身地でもあり、令和元年産の米の食味ランキングで特Aの評価を得た逸品。独特の粘りと、噛みしめるほどに口の中に広がる旨みや甘みがとても強いお米ですが、作る地域によって味が異なるので、ぜひ実際に味わってみてください。
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美しいネーミングとマッチして、炊きあがりもとても綺麗なごはんです。コシヒカリ譲りの甘みや旨みだけでなく、味や香りのバランスが良くあっさりした食感で「完成したお米」と呼ばれることもあります。米粒の断面も綺麗なので、海苔巻きにしても綺麗に仕上がりますよ。
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コシヒカリとコシヒカリの子である初星を交配し、食味と耐冷性を両立させたのが「ひとめぼれ」。宮城県が主産地で、「見て美しさに『ひとめぼれ』、食べて美味しさに『ひとめぼれ』し、たくさんの人に愛されてほしい」と命名された名前のように、バランスがとれていて食べやすく、多くの人に愛されているお米です。実際に、生産者だけでなく消費者にも抜群の知名度と人気があります。
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東の横綱・コシヒカリに対し、西の横綱とも呼ばれている「ヒノヒカリ」は、コシヒカリと黄金晴(コガネバレ)の交配によって生まれました。粒は小さいながらも厚みがあって輪郭がはっきりしていて、弾力があって食べ応えも良く、九州では多くの家庭で使われています。ご飯粒が水気でつぶれにくいので、牛丼や親子丼などの丼ものや、カレーライスなどにもおすすめです。
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コシヒカリをベースに、日本で改良された低アミロース品種です。アミロースとはお米に含まれるデンプンの一種で、アミロースが多いほど粘りが少なく、アミロースが少ないほど粘りが多いご飯になるという特徴があります。つまり「粘りが強く」「モチモチした食感」がミルキークイーンの大きな特徴。冷めても固くなりにくいので、お弁当やおにぎりにぴったりです。
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王道のコシヒカリ系以外にも、日本にはさまざまな美味しいお米があります。その中でも、特に個性の光る3品種をご紹介しましょう。
かつてコシヒカリと並ぶ良食味のブランド米だった「ササニシキ」。日本人のお米の嗜好が粘りの強いものになったことや、冷害や病気に弱く生産が難しいことから作付けが激減し、根強い人気はあるものの、店頭では珍しい品種となりました。
しかし、その控えめな甘さと旨み、さっぱりしてやわらかくほぐれるような食感は、寿司ネタやおかず本来の味を引き立ててくれるので、寿司飯の定番としてプロの寿司職人に愛され続けています。ササニシキを置いているスーパーはほとんど見なくなってしまった今だからこそ、お取り寄せでササニシキを味わってみてはいかがでしょうか。
宮城県産ササニシキ10kg(5kg×2袋)
山形県 庄内産 ササニシキ 10kg(5kg×2袋)
コシヒカリほど粘りはなく、ソフトな口当たりとさっぱりした味が人気の品種で、ササニシキと同じように、関東以西のお寿司屋さんでよく使われています。美しい輝きと優しい味はごはんの中でも特に気品を感じられるもので、どんなおかずにも合わせやすく女性にも人気。厳密にはコシヒカリ系で、複雑に交配を重ねた品種ですが、コシヒカリのひ孫に当たる血筋を持っています。
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名前の通り際立つ白さとツヤ、大粒のお米特徴の「つや姫」は、炊き上がりのツヤに加えて「甘み、旨み、粘り」のバランスがよく、口に入れたあとふんわりと広がる甘みが秀逸です。 山形県で食味日本一を目指して開発された「つや姫」はコシヒカリをも凌ぐ美味しさと言われ、あっという間に人気の高級銘柄になりました。母系の祖母がコシヒカリの突然変異、母系祖父がキヌヒカリと、薄いもののコシヒカリの血も入っています。
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お米には種類によってもっちり感、あっさり感、甘み、食べやすさなど、食感も食味もさまざまな特徴があります。詳しくは各商品ページでご紹介しているので、ぜひご覧ください。産地によっても少しずつ味が異なりますので、ぜひさまざまなお米の中から好みの一種類を見つけましょう。
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(ごはん彩々・おいしいごはん研究チーム)
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