そこまでヤルか!農薬を使わず種もみを消毒~遠藤五一さん(令和4年産)
遠藤五一さんよりお便りが届きました。
日本一美味しいお米を作る遠藤五一さん。残雪が残る寒い中、今年も収穫に向けた最初の一歩が始まりました。
薬剤を使わず、種もみをお湯で消毒
【種もみをお湯(60℃)に浸ける遠藤五一さん】
普通の生産者は、稲の病気や虫の発生を抑えるため種もみを薬剤で消毒します。しかし、遠藤五一さんは違います!安全なお米の生産を目指している遠藤五一さんは、手間はかかりますが、薬剤を使わずに種子をお湯で丁寧に消毒しています(種もみを60℃のお湯に10分間浸して消毒します)。遠藤五一さんは、種もみから農薬を使わずに育てるための工夫をしているのです!!
健康で強い苗を目指します!
【冷たい地下水で種もみを2週間寝かします】
種もみをお湯に浸す時間が長すぎると、種がだめになってしまうため、お湯から引き上げたら直ちに冷水の中へ入れ粗熱を取ります。その後、浸水用の装置(循環シャワー器)に種もみを2週間ほど浸します。これにより、低い気温でも発芽が可能となり、健康で病気にも強い苗ができるそうです。5月の田植えが楽しみです!!
▽種子消毒の詳細記事は⇒こちら
▽遠藤五一さんのこだわりのお米は⇒こちら
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