✨ お赤飯の日の由来 ✨
11月23日は新嘗祭(にいなめさい)として、古くは皇極天皇(在位642年~645年)の時代より、その年の五穀の収穫を感謝する宮中行儀が行われています。五穀の中に、お赤飯の起源と言われる赤米が含まれる事もあり、平成24年に11月23日を「お赤飯の日」として制定しました。又、この日は、勤労感謝の日であり、日頃の感謝の気持ちを込めてお赤飯を贈って欲しい、食べて欲しいとの気持ちを込めてお赤飯の日としました。(㊦※1 赤飯文化啓発協会)
▼ 関連記事
※ 新嘗祭と大嘗祭について
※ お赤飯は冷凍してもいいの?おすすめの冷凍・解凍方法をご紹介!
※ 赤飯の効果にはどんなものがある?貧血や疲労回復に良いって本当?
※ 赤飯の意味とは?なぜ、いつから食べられるようになったの?
出雲と小豆とお赤飯
「ぜんざい」発祥の地は出雲?出雲の国では、旧暦の10月に全国の神様がこの地に宿り、神在祭(じんざいさい)と呼ばれる神事が執り行われるそうです。この月を神在月(かみありづき)と云い、他の土地では神様が留守になるので神無月(かみなしづき)と云うそうです。ところで!”神在’は、”かみあり’とも読みますし、”じんざい’とも読めます。出雲で最もポピュラーな小豆のスイーツ「ぜんざい」は、発音が似ていることから、この”じんざい’から来ているのではないか?とも伝えられています。「ぜんざい」は京都が発祥とも云われていますが、江戸初期の『祇園物語』や『雲陽誌』、林羅山の『梅村載筆』などの文献によれば、”神在もち’として、出雲の国が「ぜんざい発祥の地」と記されています。出雲の甘味処やカフェなどで、いただく「ぜんざい」には紅白のお餅が添えられ「ぜんざい餅」のスタイルが今もなお残っています。また、この紅白の餅が入ったぜんざいを「出雲ぜんざい」というそうです。
「お赤飯」と「もち米」
お赤飯と言えば、私達日本人のお祝事にはかかせない、「もち米」を使った日本の伝統的な食文化の一つです。神様にお供えする穀物の中には、小豆や赤飯の起源とも云われる赤米(もち米)も含まれています。また、”ぜんざい’にお餅ちが添えられた事も神様と深い繋がりがある、この地ならではと感じます。ここ出雲と小豆とお餅は切っても切れないご縁のようです 。 因みに神在祭に使われたのが「神在餅」だそうです (*^^*)
出雲で外せないもの!!
皆さんは、出雲大社にご参拝された事はありますか?大きなしめ縄と”縁結びの神様’としてよく知られていますね。本殿を正面に見て右側からお参りをさせていただくと、本殿の右側には「お釜」の神様が祀られています。私達、「食」を伝える者達も身を引き締めてお参りさせていただきます。これから行かれる方は、是非お参りしてきてください。私達が生きていくための「糧」である食の神様であられます。さて、出雲で外せない食べ物といえば、小豆とお餅の他に、お蕎麦もその1つですね。今回、彩々は2つのお店の方にご協力をいただきましたので、ご紹介させていただきます。出雲に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね (*^^*)
JR出雲市駅から程近くに、創業明治44年から出雲の地で100年余りにわたり日本茶の製造販売をされている『原寿園』さんがあります。 縁結びの神として名高い出雲大社へ昭和28年からお茶を献納されている老舗のお茶屋さんです。なんだかとっても凄すぎて近寄りがたい感じでしたが、とっても素敵なあたたかいお店でした (*^^*)
最近は、日本茶と一緒に楽しめる商品やお茶を楽しんで頂くためのカフェも併設され、お茶でくつろぐ素敵なおもてなしをされています。出雲とお茶の時間を大切に考えられ、お茶により、お客様に生活の豊さを伝えたいと語られる原専務さんは、出雲愛とお茶愛に溢れた方でした。いつもごはんにそっと寄り添ってくれる お茶は、 ごはんの最高のパートナーです。深いご縁に感謝 ✨
< 店舗紹介 >
株式会社 原寿園(本店)【2F】
〒693-0001 島根県出雲市今市町2076 TEL:0853-21-2511 FAX:0853-21-2512 営業時間:9:00~18:00 ※日・祝定休
和かふぇ葉楽Koto(はらこと)(喫茶)【1F】
〒693-0001 島根県出雲市今市町2076 TEL:0853-21-8810 営業時間:10:00~18:00(ラストオーダー 17:30)※火曜日定休 (2019.11.1現在) ※ 詳しくは原寿園HPをご覧ください。
最近は、日本茶と一緒に楽しめる商品やお茶を楽しんで頂くためのカフェも併設され、お茶でくつろぐ素敵なおもてなしをされています。出雲とお茶の時間を大切に考えられ、お茶により、お客様に生活の豊さを伝えたいと語られる原専務さんは、出雲愛とお茶愛に溢れた方でした。いつもごはんにそっと寄り添ってくれる お茶は、 ごはんの最高のパートナーです。深いご縁に感謝 ✨
< 店舗紹介 >
株式会社 原寿園(本店)【2F】
〒693-0001 島根県出雲市今市町2076 TEL:0853-21-2511 FAX:0853-21-2512 営業時間:9:00~18:00 ※日・祝定休
和かふぇ葉楽Koto(はらこと)(喫茶)【1F】
〒693-0001 島根県出雲市今市町2076 TEL:0853-21-8810 営業時間:10:00~18:00(ラストオーダー 17:30)※火曜日定休 (2019.11.1現在) ※ 詳しくは原寿園HPをご覧ください。
出雲そば羽根屋さんは、江戸時代末期に創業され、大正天皇をはじめ、数々の御皇室の方々の御膳のおもてなしをされた、地元はもちろん各地から来られる方々にも知られている名店です。代々受け継がれた伝統を守りながらも、新しいものも取り入れ、日々そば作りに励んでいらっしゃいます。
「献上そば」の由来
明治40年5月27日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、こちらのおそばをお召し上がりになり、田園の香りをうつしたその風味が大変お気に召され、それ以来こちらのそばに「献上そば」の名前をお許しになったそうです。羽根屋さんは、「献上そば」という伝統を重んじ守り抜く本格的な手打ちそばのお店です。
< 店舗紹介 >
羽根屋 伝承館(平成2年に出雲市の観光施設「出雲文化伝承館」内に「そば処」として開店)
〒693-0054 島根県出雲市浜町520 ℡:0853-25-0312 営業時間:11時~16時30分 休店日:毎週月曜日、年末 年始 席数:60席 駐車場有り(2019.11.1現在) ※ 本店・大津店等 詳しくは羽根屋HPをご覧ください。
「献上そば」の由来
明治40年5月27日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、こちらのおそばをお召し上がりになり、田園の香りをうつしたその風味が大変お気に召され、それ以来こちらのそばに「献上そば」の名前をお許しになったそうです。羽根屋さんは、「献上そば」という伝統を重んじ守り抜く本格的な手打ちそばのお店です。
< 店舗紹介 >
羽根屋 伝承館(平成2年に出雲市の観光施設「出雲文化伝承館」内に「そば処」として開店)
〒693-0054 島根県出雲市浜町520 ℡:0853-25-0312 営業時間:11時~16時30分 休店日:毎週月曜日、年末 年始 席数:60席 駐車場有り(2019.11.1現在) ※ 本店・大津店等 詳しくは羽根屋HPをご覧ください。
明治神宮で「お赤飯の日」イベント開催! (2023年11月23日)
毎年11月23日の「お赤飯の日」は、明治神宮にて「お赤飯の日」のイベントが行われます。残念ながら2020~2022年の開催は見合わせておりましたが、今年は4年ぶりに開催いたしました。
秋晴れのこの日、新嘗祭や観光客等で賑わう明治神宮では、午前と午後の2回、お赤飯1800食(おにぎり)の無料配布とお赤飯の啓蒙活動を行いました。
大変多くの皆様にお越しいただき感謝申し上げます。日本の皆様は勿論ですが、海外からのお客様も多く、日本の食文化に触れていただけた時間となったのではないでしょうか?
お赤飯は御祝事に多く用いられますが、とても力の付く食事でもあります。ハレの日もケの日も勉強する日もスポーツをする日も元気ご飯の「お赤飯」をどうぞお召し上がりください。
<イベント概要>
日 時:毎年11月23日㈭
時 間:11時と14時の2回
場 所:明治神宮参道脇 フォレストテラス前
概 要:各回とも先着900名にお赤飯の頒布
事務局:アルファー食品㈱
※ 天候等の諸事情により、予告なしにイベントが中止になる場合もございます。
※ 写真は2018年のイベントの様子
※このイベントは、アルファー食品内に事務局を置く赤飯文化啓発協会の主催によるものです。当サイトを運営する全米販の他、アルファー食品、全農、虎屋、井村屋、和菓子協会等がメンバーとして活動しています。
#お赤飯
#新嘗祭
秋晴れのこの日、新嘗祭や観光客等で賑わう明治神宮では、午前と午後の2回、お赤飯1800食(おにぎり)の無料配布とお赤飯の啓蒙活動を行いました。
大変多くの皆様にお越しいただき感謝申し上げます。日本の皆様は勿論ですが、海外からのお客様も多く、日本の食文化に触れていただけた時間となったのではないでしょうか?
お赤飯は御祝事に多く用いられますが、とても力の付く食事でもあります。ハレの日もケの日も勉強する日もスポーツをする日も元気ご飯の「お赤飯」をどうぞお召し上がりください。
<イベント概要>
日 時:毎年11月23日㈭
時 間:11時と14時の2回
場 所:明治神宮参道脇 フォレストテラス前
概 要:各回とも先着900名にお赤飯の頒布
事務局:アルファー食品㈱
※ 天候等の諸事情により、予告なしにイベントが中止になる場合もございます。
※ 写真は2018年のイベントの様子
※このイベントは、アルファー食品内に事務局を置く赤飯文化啓発協会の主催によるものです。当サイトを運営する全米販の他、アルファー食品、全農、虎屋、井村屋、和菓子協会等がメンバーとして活動しています。
#お赤飯
#新嘗祭
お赤飯のレシピ(彩々クッキングより)
赤飯文化啓発協会の活動内容
協会本部:赤飯文化啓発協会 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-2-10(事務局:アルファー食品株式会社東京支店内)※1<取組>
平成24年に「お赤飯の日」を提唱。現在は日常的にお赤飯が食べられる様になりましたが、それが故に食文化である、お赤飯を食べる本来の意味や意義が希薄になっている事を危惧しています。お赤飯を通して世界に誇る日本の食文化を子や孫まで残していく事に取り組んでいます。
<活動内容>
1.日本の食文化における赤飯及びその関連文化の啓発活動
2.お赤飯の日の周知活動
3.前各号に関する啓発、広報、公演活動、各種イベントの企画、運営
4.その他当法人の目的を達成するために必要な事業
#お赤飯の日
#新嘗祭
この記事どうだった?
この記事を見た人は?
彩の国 保育園児の稲刈り体験 in 加須市 2019