朝ごはん、食べていますか?
6回連載
毎朝の習慣を見直そう!
1日のスタート、朝食はしっかり食べていますか?「朝食を抜くのは良くない」、と思っている方が多いでしょう。しかし、「朝はしっかり食べる」というのは、成長期の子供に必要な食育です。成長が終わっている大人の場合は、子供と同じように食べなくても大丈夫。もちろん、何も口にしないのは良くありませんが、お腹が空いていないのに、頑張って食べる必要はありません。
それが大人の皆さんに身につけて欲しい、「大人の食育」です。前の晩に飲みすぎたり、食べすぎたりした翌朝は、胃ももたれ気味で、食欲はないはず。そんな時は、無理に食べず、水分を補給するだけにしておきましょう。その時のお腹の状態に合わせて食べるのが、大人の食べ方です。
それが大人の皆さんに身につけて欲しい、「大人の食育」です。前の晩に飲みすぎたり、食べすぎたりした翌朝は、胃ももたれ気味で、食欲はないはず。そんな時は、無理に食べず、水分を補給するだけにしておきましょう。その時のお腹の状態に合わせて食べるのが、大人の食べ方です。
朝はトースト派?
では、朝は何を食べていますか?トーストを焼いたり、サンドイッチや菓子パンなどを食べている方が多いのではないでしょうか。私は毎日、色々な方の食事を拝見しますが、「朝はパン」という方が、ほとんどです。これが、意外と問題です。「何も食べないよりはいいだろう」と、パン類を食べると、どうしても余分な糖分や脂肪分を摂ってしまいます。たとえ食パンあっても、砂糖と食塩、マーガリンなどの油脂は含まれています。
朝は、断食(寝ている間は食べられないので)の後、最初の食事なので、とても吸収が良いタイミング。できるだけ、「自然で体に負担をかけないもの」を食べるのが健康と美容のポイントです。糖分や塩分、質の良くない油や添加物は控えましょう。
朝ごはんのススメ
ということで、オススメしたいのは「お米のごはん」です。ごはんはシンプルに、米に水を加えて炊いたものなので、余分な脂肪分や塩分、添加物は含まれません。水分も多いので、満腹感があって、腹持ちもよいのです。「パンの朝食に比べると準備が大変」と思われがちですが、残り物のおかずと組み合わせるだけでも良いですし、漬物や佃煮などの常備菜を用意しておけば出して食べるだけ。また、インスタントの味噌汁と卵かけご飯という組み合わせなら、手間もかからず、栄養バランスはバッチリです。さらにお手軽な「お茶漬け」でも良いでしょう。
朝からご飯を炊くのは無理!という方は、トーストの代わりに「お餅」を焼くのもオススメですよ。餅も、もち米に水分を加えてついただけなので、ご飯と栄養成分は同じ。日持ちする小包装のものも、保存料が含まれている訳ではないので安心です。焼いたお餅に醤油をつけて海苔を巻いた「いそべ焼き」なら、海苔のミネラルや食物繊維も摂れます。きな粉や小豆をつけて食べれば、豆のたんぱく質やミネラルが一緒に摂れます。味噌汁に加えてちょっと煮込めば、お手軽な「雑煮(ぞうに)」に。冷えが気になる方には、体を温める手軽な朝食になるでしょう。
毎日の朝食をちょっと見直して、季節の変わり目を上手に乗り切りましょう。
伊達 友美(Yumi Date)
静岡県浜松市生まれ
管理栄養士・日本抗加齢医学会認定指導士
戸板女子短期大学食物栄養科ゲスト 講師
日本工学院八王子専門学校スポーツカレッジ 講師
予防医療研究協会 参与
日本ダイエット健康協会 理事
JADA認定サプリメントエキスパート・睡眠エキスパート
10代からダイエットとリバウンドを繰り返し、摂食障害に。30代後半から、プラス栄養の食事を実践し、その後は体重・体型を維持している。
25kg以上のダイエットと摂食障害、ニキビ肌改善をした体験から、食べてやせる「プラス栄養メソッド®」に基づく食事法を提唱。メリハリボディと美肌、アンチエイジングを実現する食事カウンセリングを30年以上行っている。
◎公式ホームページ 心もうるおす管理栄養士 伊達友美 (dateyumi.com)
★ダイエットの女王ブログ https://ameblo.jp/omakase-diet/
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